貼箱とは
貼箱とは
一般的に紙の箱(パッケージ)は、大きく分けると段ボール箱・組み箱(折り箱、トムソン箱)・貼箱があります。段ボール箱は主に中に商品を入れて、輸送・保管などの用途に使用されます。組み箱(折り箱、トムソン箱)は、ギフトとしての化粧箱として使用される一般的なパッケージで機械化による大量生産が可能なのでコストを抑えるのに最適です。
貼箱は、中芯となるボール紙(厚紙)で一旦箱の形をつくり、表面に和紙や化粧紙といった貼り紙(クルミ紙)を糊(ニカワ)を使って紙を貼ってつくる箱なので「貼箱」といいます。一般的なパッケージに使用される印刷された紙を貼ることもありますが、ビジュアル的なデザイン(印刷)とは違い、素材感・質感のある紙や生地などを貼るので高級な贈答品や和・洋菓子などに多く採用されています。
最も一般的な貼箱で、本体部分(ミ)の上から蓋部分(フタ)を被せるタイプでミとフタが分かれています。
浅フタタイプ
共フタタイプ
デコレーションケーキなどに使用される箱で、ミの高さが低く、フタが深いタイプです。
ジュエリーボックスなどに使用される箱で、ミとフタを同じ内寸にしてミの内側に小さいサイズの箱(インロー箱)を入れることでミとフタが綺麗に揃い高級感がアップします。
ミフタ同じ深さタイプ
インロー箱が見えるタイプ
その他、変形箱に関しては直接ご相談ください。