貼箱とは

一般的に紙の箱(パッケージ)は、大きく分けると段ボール箱・組み箱(折り箱、トムソン箱)・貼箱があります。段ボール箱は主に中に商品を入れて、輸送・保管などの用途に使用されます。組み箱(折り箱、トムソン箱)は、ギフトとしての化粧箱として使用される一般的なパッケージで機械化による大量生産が可能なのでコストを抑えるのに最適です。

貼箱は、中芯となるボール紙(厚紙)で一旦箱の形をつくり、表面に和紙や化粧紙といった貼り紙(クルミ紙)を糊(ニカワ)を使って紙を貼ってつくる箱なので「貼箱」といいます。一般的なパッケージに使用される印刷された紙を貼ることもありますが、ビジュアル的なデザイン(印刷)とは違い、素材感・質感のある紙や生地などを貼るので高級な贈答品や和・洋菓子などに多く採用されています。

貼箱のポイント

01

商品の価値を
高める

当社は、基本的に既製品は置いていません。お客様のご要望に合わせて1商品毎に専用の箱を作成しています。そのため、商品に対してピッタリのサイズをご提供ます
また、商品によって箱に使用する生地の厚み・表面に貼る紙(クルミ紙)・仕切りや緩衝材・印刷や箔押しといった加工などにより、オリジナリティーを出すことが簡単で世界で1つだけの箱を作成することができます。

02

商品を守る

商品毎にサイズがピッタリの専用箱なので、隙間が空いて商品が動いてしまうこともなく、素材もしっかりしているため箱が壊れにくく商品を守ります。

  • 紙で作成されている箱の中では壊れにくいということで、落としたり衝撃が加わると当然壊れます。
03

商品への満足度を
向上させる

貼箱は段ボール箱や組み箱(折り箱、トムソン箱)に比べて高価と言えますが、ビジュアルとしてだけでなく素材感・質感のある紙を使用することによって高級感や上質感が高まり、商品の価値を高めることができます。
品の価値が高まることで自分へのご褒美としての購買意欲を高めることができますし、見栄えがよくなることでワンランク上の商品として贈答用にも選ばれる理由の1つにもなります。

貼箱の形状

ミフタ箱

最も一般的な貼箱で、本体部分(ミ)の上から蓋部分(フタ)を被せるタイプでミとフタが分かれています。

  • 浅フタタイプ
    浅フタタイプ

    浅フタタイプ

  • 共フタタイプ
    共フタタイプ

    共フタタイプ

デコ箱

デコレーションケーキなどに使用される箱で、ミの高さが低く、フタが深いタイプです。

  • デコ箱
    デコ箱

インロー箱

ジュエリーボックスなどに使用される箱で、ミとフタを同じ内寸にしてミの内側に小さいサイズの箱(インロー箱)を入れることでミとフタが綺麗に揃い高級感がアップします。

  • ミフタ同じ深さタイプ
    ミフタ同じ深さタイプ

    ミフタ同じ深さタイプ

  • インロー箱が見えるタイプ
    インロー箱が見えるタイプ

    インロー箱が見えるタイプ

その他変形箱など

その他、変形箱に関しては直接ご相談ください。

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